2019年5月14日火曜日

スパイスカレーとくじろう


根津と千駄木の間、その少々千駄木寄りの路地に「スパイスカレーとくじろう」というカレー屋さんがあります。以前から気になっていたのですが、このゴールデンウィークについにお伺いすることができました。
お店の外観はこんな感じ。黄色い垂れ幕がなかったら飲食店だとは思わないような門構えです。


こちらのお店、完全なるカレー専門店で、メニューには大きく分けて2種類のカレーしかありません。1つがルーカレー、もう1つがキーマカレーです。その2種類のベースに、トッピングを加える事で数種類のラインアップになっています。また嬉しいことに、ルーカレーとキーマカレーのあいがけもあります。トッピングも大物は2系統。牛タンと牛スジになります。それ以外(サブ?)トッピングには卵やチーズ、納豆などが。

今回オーダーしたのは牛スジカレーです。ルーカレーに牛スジがトッピングされたカレーですね。


まずはカレーを一口。ここで感じるのは焙煎香というか、ちょっと漢方っぽい香りというか、インドカレー店ではあまり出会うことのないような香りです。辛さは普通でオーダーしたためか、辛さが立つような感じはありません。インドカレーの場合、辛くても玉ねぎなどの甘みを感じることも多いですが、こちらのカレーからはあまり甘みを感じることはありません。どちらかと言うとキリッとした苦味とコクを感じるようなイメージです。スパイスがたくさん使われているからなのか、どことなく漢方薬を思わせる部分があります。ちょっと話がずれますが、千駄木に薬膳カレーじねんじょというお店がありますが、一口食べてそちらのカレーを思い出しました。全く同じ方向性という事ではないのですが、漢方っぽいスパイスを前面に押し出した味わいが似ているな、と。

牛スジからなのか、それともルー自体からなのかは判然としませんでしたが、味噌というか醤油というか、発酵系大豆のような味わいもありました。恐らく牛スジ煮に味噌が使われてるのかな。そんな感じです。


正直な話、最初の一口を食べた時には「それほどでもないかな」と思いました。やはり甘み成分がほとんど感じられなかったところからそのような感じを受けたのです。しかし食べ進めるにつれ、明らかに病みつきになっていく何かがあります。そして気づくのが体が熱くなっている事。発汗作用も強いのか、普段カレーを食べる時より余計に汗をかいている感じ。そしてその体の温まりは食事直後だけではなく、しばらく続きました。もしかすると、なんらかの体に良い効果もあるのかもしれません。

ということで、私の評価は4.5点としたいと思います。リピート確実です。次は是非牛タンカレーを食べてみたいですね。なお、2019年5月14日現在の食べログ総合スコアは3.54点。食べログスコアとしては妥当なところですね。

それでは。

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