2019年2月28日木曜日

MINIクーパーコンバーチブルの「音」〜オーディオについて〜


先日3気筒エンジンのことを書きましたが、やはり「音」が気になる方は多いようです。
車における「音」の世界で双璧をなすのがエンジン音とカーオーディオです。
ブログやツイッター、掲示板なんかを見ていても、カーオーディオに関して言及されている方は多いようです。そんな訳で、MINIクーパーコンバーチブルのオーディオについて少し書いてみたいと思います。


まず前提として、私はカーオーディオの音質には全くこだわりません。今まで乗ったあらゆる車のオーディオについて、どれ1つとして音質に不満を持ったことはありませんでした。例えばレンタカーで借りたアルトに付いていたオーディオでも音質に何ら不満を待たなかったくらいですし、その音質とレクサスLSやRX、メルセデスSクラスのオーディオの音質との間に、違いがあることはもちろん認識はするものの、その差に大した価値はないと感じるタイプです。
しかい、オーディオ全般について音質にこだわらないのかといえばそういうことではなく、例えばヘッドホンなんかはベターな音質を求めて色々買ってみたりしている位ではあります。

ではなぜカーオーディオの音質にこだわらないかといえば、車における音の双璧のもう一方であるところのエンジン音の存在があるからです。エンジン音の存在によって、車内という環境はオーディオの音質云々をいう以前の状態にあると思っているからで、それ故に「車のオーディオは聞こえればいい」と判断しています。電気自動車になればエンジン音がなくなる分静かになるでしょうが、それでもロードノイズと風切り音は残り、音質に注力するような環境じゃないなぁ、と。そもそも、運転者が音楽にうっとりと聞き惚れるような状況になったら危ないですしね。


そういった判断基準で見た時、当然ながらMINIクーパーコンバーチブルのオーディオの音質には全く何も問題はありません。普通にカーオーディオとして優秀なのではないでしょうか。
使い勝手はどうかといえば、基本的に問題はないものの、少し使い勝手の悪い部分も無いではないです。ただ、それは私が機能を完全に把握していないからかもしれません。

私の場合、オーディオのソースはAmazon prime musicかラジオです。
ソースの選択はセンターコンソールにあるコントローラで行い、音量の変更や曲のスキップ、選局なんかはステアリングボタンで操作するのですが、その操作は使いにくい訳じゃありません。オーディオソースは頻繁に変えたりはしませんからね。
問題に感じるのは2点。
1つはprime musicのプレイリスト間移動。
もう1つはprime musicのレジュームについてです。

例えばAというプレイリストを聴いていたとして、途中でBというプレイリストに変えたいと思った時、手元のステアリングボタンでは移動できないため、フロアのコントローラを使ってプレイリスト変更することになります。助手席に誰かいれば問題ないですが、1人の場合は停止時に操作するしかありません。これは少し使い勝手が良くないかなと思っています。

それ以上に使い勝手が悪く感じるのがprime musicのレジュームです。音楽を聴きながら目的地に到着し、車を停め、用事を済ます。車に戻りエンジンをかけると、レジューム機能によりエンジンを止めた時に聞いていた曲が鳴り出す。これが期待される動作です。
ところが、2回に1回くらいの割合で元の曲が再生されません。
そればかりか、prime musicではなくAppleの純正アプリであるmusicの方に入っている音楽が鳴り始めます。それまでAppleの方のアプリは使っていなかったのに。
この現象、発生条件が全くわからず、Appleの方のアプリがバックグラウンドで作動していなくても(立ち上げっぱなしにしていなくても)アプリが立ち上がって再生されます。
これが地味にめんどくさいんですよ。因みに、私のiPhoneはXRで、iOSも最新にアップデートされています。8plusだったときにも起こっていることなので、機種やOSのバージョンは関係なさそうです。
この挙動さえ無ければ基本的に満点つけてもいいんですけどね、MINIクーパーコンバーチブルのオーディオ。なんとかならないかな。。。

それでは。

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2019年2月26日火曜日

3気筒エンジンって、そんなに気になりますか?


MINIクーパーコンバーチブルのエンジンは1.5リッターの3気筒エンジンを積んでいます。BMWは多くの場合、ガソリンエンジンの1気筒あたり排気量を500ccに設定しており、1シリーズや3シリーズに搭載されているエンジンも、1.5リッター3気筒、2リッター4気筒、3リッターで6気筒です。
この3気筒エンジン、出力は136馬力220Nmと、1.3トン程度の車体には十分なパワーを持っています。もちろん、パワーは上を見たらきりがないものですから、このクーパーのエンジンでは物足りない、完全にアンダーパワーだ、と感じる方がいるかもしれないとは思います。
ただ、日本の交通の流れに乗ることについて全く不足はないですし、高速道路でのいかなるシーンにおいても、周りの流れについて行けないとか、スムーズな交通を邪魔するとかいうような状況を発生させることはないだけのパワーはあります。
ですから、人によっては「必要十分」という評価になるでしょうし、私のようにあまりパワーを求めるような走行をしないタイプの人にとっては「十分な余裕がある」という評価になるエンジンなのだと思います。少なくとも「必要なパワーが得られない」という評価を下されることは、サーキット以外ではないと確信できるエンジンです。


さて、3気筒というと「音がしょぼいのでは?」という先入観がある方もいらっしゃるかと思います。確かにこのエンジン、心揺さぶる快音を奏でることはありません。基本的には音的な主張の少ないエンジンです。合流等でアクセルを強めに踏み込むと、ポボポボポボと牧歌的な排気音を奏でます。音質は低く太い感じなので、どちらかというと気筒数よりターボであることと、マフラーの特性の方が音質に影響しているのでは?と思います。
アイドリング音の基本傾向としては前車のアバルト595コンペティツィオーネと同じ方向性です。野太く低く、という方向性ですね。もちろん音量はコンペのような盛大なものではなく、体感的には1/3といったところでしょうか。
回して行った時の音の盛り上がり方、回転の上昇に連れて発生する高音の傾向、そしてなによりその際の音量は、コンペとMINIクーパーとでは全く違います。MINIクーパーはコンペと比較してアンダーステートメントですし、音を聞くために無意味にギアを下げて高回転にしようという欲求を発生させるタイプのエンジン音/排気音ではありません。ここら辺は流石のレコードモンツァ、3000回転を超えてからのあの爆音と音色とは比べるべくもありません。高回転時の音量はコンペ比1/10といった感じですかね。もしMINIクーパーコンバーチブルのエンジンがコンペと同じで、かつレコモンが付いていたら、オープン走行時に聞くことができるエンジン音、排気音がプラスアルファの魅力になっていたと思います。もちろん、そういうのが好きな人だけにですけど。
そういった意味では「MINIの3気筒は音がイマイチ」とも言えるのですが、よくよく考えてみるとあのレコモン付きアバルト595に匹敵する、あるいはそれ以上の音を出している車なんて、街で見かける範囲ではそうそういませんからね。ただあの音、多くの助手席の人や車外の人にとっては「ただの騒音」でしょうから。その意味では、今のエンジンとマフラーの組み合わせはこの車のキャラクターにあっていると思います。ですから、「イマイチ」というより「ごく普通の車」というべきなんじゃないかなと思います。「特に印象の残らないエンジン音」と言うべきかなとも。可もなく不可もなく、ってやつですね。


そんなMINIクーパーの3気筒エンジンですが、気になることが1つだけあります。
それはアイドリングストップからの復帰時に発生する振動です。普段アンダーステートメントで音や振動面での存在感を消し気味なエンジンだけに、アイドリングストップからの復帰時に発する振動は結構気になります。最近の車は「そう言えばエンジンかかったかな?」というくらいの振動でアイドリングストップから復帰する車も多いですが、MINIの3気筒は誰もがエンジンかかったことを認識するくらい、うたた寝程度の人だったら起きるくらいの振動がブルンッと発生します(実際に助手席でうたた寝してた人が振動で起きました)。
これはウチのMINIだけの現象(個体差)なのか、コンバーチブルだからなのか、それともMINIの3気筒は皆そうなのかは切り分けできていませんが、アイドリングストップからの復帰時だけは結構主張してきますね。
こういう振動が気になるような方は、スポーツモードにするかアイドリングストップをオフにして乗ることをお勧めします。

因みに、私が買った車の中で一番好きなエンジンはフィアット500に積まれていた2気筒エンジンです。うるさくて振動があって、でも軽快に回りパワーそこそこなあのエンジンが好きな人間の評価なので、その点は割り引いて考えていただいた方がいいかも。。。とは思います。


それでは。
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2019年2月23日土曜日

718ボクスターを買うと、我が家の家計(と家内安全)はどうなってしまうのだろう?


このあいだ、MINIクーパーコンバーチブルを買うことで、アクアを買う「車趣味ではない私」と比較してどれほど散財しているのかを検証してみました。結果として、その額3年で最低300万円という、サラリーマンとしてはかなり厳しい100万円/年の散財であることが明らかになりました。趣味につぎ込むお金が年間約100万。月にして8万ちょっと。結構な額です。

「車趣味は金がかかる」ことを認識した後でも、車愛は止まりません。というより、事実を認識して尚、何も変化が起きません。。。病気ですね。
病気ついでに、今一番熱をあげている、「狙っている」車であるポルシェ718ボクスターを買った場合、その散財はどれほどスパークするのかを検証してみようと思います。

私が気になって気になって仕方がないのは、718ボクスターの、SでもGTSでもない素のモデルです。2リッター水平対向4気筒エンジンで、出力は300馬力を発生します。私の場合、MINIのクーパーSの192馬力は完全に出力過剰で、クーパーの136馬力ですら少し過剰気味と感じる位ですから、素のボクスターの300馬力は完全に大過剰と言えます。ボクスターSの350馬力なんて絶対に要りません。前車であるアバルト595コンペティツィオーネは180馬力でしたが、その速さは私にとって過剰でしたから。あの車、ものすごくアクセルを踏みたくなる欲求が強い車でしたので、それを抑えるのが大変で。。。欲望に従って踏んでたら、免許何枚あっても足りませんからね。


そんな訳で、欲しいボクスターの仕様はこんな感じです。
 ボディカラー: レーシングイエロー
 内装カラー: アゲートグレー
 幌カラー: ブラック
 オプション:
  ・PDK
  ・電動格納ミラー
  ・マルチファンクションステアリングホイール
  ・シートヒーター
  ・フロアマット
  ・レーシングイエローシートベルト
超節約仕様です。知ってはいましたが、本当に電動格納ミラーがオプションなんですね。
なお、この超節約仕様ですら車両価格が784万9000円になります。


買うとなると税金や諸費用でここから+50万はみなければいけないと思うので、合計はおよそ830万円といったところになるのでしょうか。830万、すごい数字です。とてもじゃありませんが堅気のサラリーマンが趣味にかけていい金額じゃない様に思いますが、そこは今の所無視して進めます。

ボクスターのカタログ燃費は14.1km/lです。実燃費は、ブログ等で大体11km/l位と書いているオーナーさんが多そうなので、その値で計算しようと思います。もちろんハイオクです。前回の記事とハイオクガソリンの値段を合わせると、リッターあたり149.8円になります。
年間10000キロ走行という条件だと、718ボクスターが使用するガソリンは909リットル。計算すると…
ボクスター=909リットル×149.8円=13万6168円
以前計算した通り、アクアとMINIクーパーコンバーチブルの年間ガソリン代は以下の通りになります。
アクア=417リットル×138.6円=5万7796円
MINIコンバーチブル=633リットル×149.8円=9万4823円

さて、718ボクスターを購入した場合、保険や2年目以降の税金関係を考慮しない「購入時の代金と3年間のガソリン代」でどれだけアクアやMINIクーパーコンバーチブルと差が出るかを計算してみます。

718ボクスター: 購入代金830万円、ガソリン代40万8504円の合計870万8504円
アクア: 購入代金233万8157円、ガソリン代17万3388円の合計251万1545円
MINIクーパーコンバーチブル: 495万5650円、ガソリン代28万4469円の合計524万119円
差額は

718ボクスター ー アクア=619万6959円(年間約206万円差)
 

718ボクスター ー MINIクーパーコンバーチブル=346万8385円(年間約115万円差)


対アクアでアクア約2.5台分の差額、これはもう絶望的な浪費と言っていいと思います。世の奥様方が承服しようはずもないほどの差になっています。「趣味だから」と説得しようとしても殴られそうです。
対MINIクーパーコンバーチブルの場合、合計費用は約1.7倍、年間の差額が約115万円と、アクアに対するMINIクーパーコンバーチブルの年間差額約100万とそれほどの差はないという話になろうかと思います。つまり、今のMINIクーパーコンバーチブルから718ボクスターに乗り換える時の経済的インパクトというのは、「車趣味ではない私」が選ぶであろうアクアと今「車趣味の私」が乗っているMINIクーパーコンバーチブルを買った時の経済的インパクトとほぼ同じということになります。
アクア基準で見た場合、その経済的インパクトは2台MINIクーパーコンバーチブルを買うのと変わらない、って事になりますね。つまり、「車に興味ない人」視点で見れば「むちゃくちゃ無駄遣い」って事です。
今ですらだいぶ白眼視されているのに、この上さらに突っ走るとなると、これは相当仕事を頑張ってかなりの昇給を実現しないと、家庭生活が無事では済まない予感がします。

もし少しでも状況を緩和する状況があるとすれば、MINIクーパーコンバーチブルがいい値段で下取って貰えるという場合です。そこに期待しないとどうにもなりません。そういう悲しい試算になりました。。。

それでは。

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2019年2月21日木曜日

ブラインドウォーターメロンでタイ風バジル炒め!


今日のランチは湯島にある「ブラインドウォーターメロン」さんに伺いました。2019年2月19日現在の食べログ総合スコアは3.28です。なお、訪問は2度目になります。こちらのお店は全体的に東南アジア料理の方向なのですが、沖縄料理や台湾料理なんかも混ざってきます。


ランチメニューは基本的に3種類。日によって少しずつ変わる様です。前回伺った時に頂いたソーキ丼が美味しかったこと、訪れる方々の半数近くが注文なさっていたタイ風バジル炒めが気になっていたこともあっての再訪です。


インテリアは全体的に東南アジアチック。流れる音楽はバリ島の音楽の様でした。あまり関係ありませんが私はバリ島大好きで、一時期は年に2回くらいのペースで訪れていました。リゾートに篭って何もしないのが大好きで、その目的には最適なんですよ、バリ島って。いいリゾートホテルがたくさんあるので、行く度に異なるいいリゾートに泊まれるので、飽きることなくヘビーローテションしてました。食事も美味しいですしね、バリ島。ここ数年訪れていないので懐かしい気持ちになりました。


面白いのはテーブルです。カウンター席のテーブルと2人がけのテーブルは小学校にある学習机を流用していて、なんだか懐かしいイメージです。カウンター席が7~8席、2人がけテーブル、3人がけテーブル、4人がけテーブルが1つずつの構成です。

本日のメニューは
・トロピカカレー
・ルーロー飯
・タイ風バジル炒め
の3種類です。お目当てのタイ風バジル炒めありました!
今日は同行者がいたので、タイ風バジル炒めとルーロー飯を頼み、シェアすることにしました。

やってきたタイ風バジル炒めがこちら。


そしてルーロー飯がこちらです。


両者ともご飯は長粒米です。私はカレーやワンプレートもののご飯に長粒米というのが大好きです。長粒米の粘りのないパラパラぽそぽそした感じと、割と強めの香りがカレーとかガパオとかには合うと思っています。付け合わせ?はサラダとモヤシのナムル的なもの、そして煎ったナッツと小魚です。

まずはタイ風バジル炒め。連れの趣味で辛さゼロでのオーダーとなったため、醤油ベースの甘辛さを感じる味付けです。パラパラの長粒米に合う様にか、いわゆるガパオの様な挽肉に煮汁が染み込んだ様な感じではなく、スライスされた肉にタレたっぷりという、生姜焼きの様な趣です。これが実に良い。タレが適度にご飯に染み込み、それでいて染み込み過ぎもしないので、スプーンでご飯と一緒にすくって食べると、味が濃すぎも薄すぎもせず、実にスプーンが進む展開となる1皿になっています。少し味に飽きてきたらモヤシや野菜、ピーナッツなんかを混ぜながら食べると、食感や味が変わって楽しく食べ進められます。人気なのがよくわかる一皿でした!

そしてルーロー飯。こちらは台湾で食べたルーロー飯ほど八角の味がするようなタイプではなく、どちらかと言うとラフテーや日本の角煮に近い様な、甘塩っぱい感じのほっとする味付けです。こちらも煮汁たっぷりなので長粒米との相性はバッチリ。どちらかと言えばルーロー飯の方がタイ風バジル炒めよりも味付けは薄めです。こちらも美味しい!

私の個人的好みとしては、タイ風バジル炒めの方に1票投じたいと思います。濃いめの味付けの方が好きなのでね。次は辛さノーマルで挑戦してみたいと思います。

ブラインドウォーターメロンさん、食べログの総合スコアは3.28点ですが、ランチだけの評価ですけど、私は5点満点で4.5点をつけたいと思います。場所柄なかなか行くことはできないのですが、機会を見つけてリピートしようと思います。

それでは。


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2019年2月19日火曜日

リトルサイゴンキッチンで美味しいブン!


東上野にあるベトナム料理店「リトルサイゴンキッチン」さんに行ってきました。食べログの総合スコアは2019年2月18日時点で3.11です。
このお店に伺うのは5回目くらいなのですが、この新しい店舗になってからは3度目かと思います。以前も同じ東上野にあったのですが、今のお店よりも幅の狭いお店で、一階が調理場、二階がテーブル席というようなお店でした。その時代はバインミーがメインでしたが、今の新店舗になってからはベトナム料理全般を網羅している感じです。そのせいか、今はベトナム出身の方と思しきお客さんでいつも賑わっています。私が訪れた週末のランチタイムも日本人のお客さんとベトナム人のお客さんの割合が1:1のような感じでした。そして常に満席です。


さて、今回は「焼肉汁なしのブン」を頼んでみました。好きなんですよね、汁なしのブン。スイートチリソース味の和え麺という感じが。


「焼肉汁なしのブン」には、野菜と揚げ春巻き、そして豚肉の焼肉が乗っています。
混ぜて食べる(のが正式な食べ方ですよね?周りのベトナム人の方もそうしていたので)と野菜と麺、肉の味が渾然一体となり、甘くて少し酸味があって、そして遠くに魚醤の香りがするという、とてもアジアンな味がします。実に美味しい。揚げ春巻きや焼肉が入っているので若干こってり感もあるのかなと思っていましたが、それよりも酸味や野菜のもたらすさっぱり感が勝つ感じで、もたれるようなこってり感を感じることはありませんでした。本当に美味しい!


前回訪れた際はベトナムローカルな感じのするものを食べてみたいと思い、「ザルのブン」という、ブンなんですけどその具材が内臓だったりする見た目のインパクト抜群のものを食べてみました。


味自体は美味しかったのですが、やはり癖は強めで、一人で完食するのはきつかった思い出があります。ただ、繰り返しますが味自体は美味しいんですよ。内臓系が嫌いでない方ならお勧めします。


さて結論ですが、私はこの店大好きです。味も良いし、適度にそっけないサービスも居心地いいです。以前ホーチミンに行ったことがあるのですが、その時に路地で見かけたような店に来てるみたいな感じです。お値段は1050円。ここがホーチミンなら高級レストラン的値段ですが東上野ですからね。ランチメニューではなくグランドメニューとしての値付けと考えれば妥当です。
そうそう、このお店はランチメニューは平日だけなので、土日祝日はランチタイムでもグランドメニューからの注文になります。
そういった諸々を考え合わせると、私的な採点は5点満点中で4.5点といった感じです。味に加えて、溢れ出る異国情緒が高ポイントの決め手になります。本当にいいお店です。次は何を食べようかな?

それでは。

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2019年2月16日土曜日

アロマズオブインディアで美味しいカレー


ランチで秋葉原と神田の中間くらい、神田藪蕎麦の近くにあるインドカレー店「アロマズオブインディア」に行きました。 


こちらのお店、伺ったのは4度目なのですが、行く度にその美味しさに感激し、また「スパイスってこんな風に使うんだ」と感心しています。

今回いただいたのはポークドピアジャ。角切りの大きな豚肉と、大きめにカットされたピーマンと玉ねぎ、トマトを様々なスパイスと合わせて炒め煮された様なカレーです。水分は少ないタイプで、粗めに轢かれたスパイスとオイルと一体となって、かなりドロッとした、汁気の少ないタイプですね。
私は「~ドピアジャ(~ドピアザ)」という種類の、ドロッとした汁気の少ない具材メインのタイプのカレーが好きで、どこのお店に行っても第一候補はこのカレーになります。多くの場合、メイン具材はチキンかマトンで、ポークのピアジャは初めて見ました。なお、アロマズオブインディアさんに初めて行った時に頼んだのはチキンドピアジャでした。


今回のポークドピアジャ、実に美味しかったです。柔らかく煮込まれた豚肉にしゃっきり感の残るピーマンと玉ねぎがアクセントとなり、香り立つスパイスと渾然一体となって、豚肉を食べているとも、玉ねぎを食べているとも、ピーマンを食べているとも、はたまたスパイスを食べているとも言える感じで、全ての具材が主役であり引き立て役とでもいう様な、まさにプロの仕事といった感じでした。


なお、アロマズオブインディアさんはランチメニューが用意されているのですが、ランチタイムであってもグランドメニューからの注文が可能です(平日の忙しいランチタイムはもしかするとダメかもしれません)。「~ドピアジャ」系カレーは通常ランチメニューに入っていないので、グランドメニューからのオーダーになります。なお、ランチメニューにはナンとライスが付きますが、グランドメニューのカレーは単品なので、ポークドピアジャ(1300円)にナン(450円)をプラスした1800円と、ランチとしては結構お高めの価格にはなります。が、たまのちょっと贅沢休日ランチとしてはとても良い選択だと思います。

食べログでの総合スコアは3.61ですが、私的には4を超えて良いのではないかと思っています。

それでは。

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2019年2月15日金曜日

アクアの代わりにMINIクーパーコンバーチブルを買うと、どれほど散財するのだろう?


この間、「もし私が車に興味がない人だったとして、車を買うことになったら何を買うか」という検証をしてみました。結果として、黄色いアクアを買うだろうという結論に落ち着きました。
今回は、車好きの私が去年実際に買ったMINIコンバーチブルと、コスト面でどれほどの違いがあるのかを検証してみようと思います。
検証するのは購入費用と燃料関係の維持費です(それ以外の維持費は保険や税を含めなかなか検証しにくいのでご容赦ください)。

まずは購入費用です。「車に興味ない私」が望む仕様のアクアはオプション込みで222万3720円、諸費用税込233万8157円です。

一方で私の買ったMINIコンバーチブルのクーパー仕様はオプション込みで450万1000円になります。これに税とコーティング等含んだ諸費用が45万4650円、合計で495万5650円です。ギリ500万未満に収まったという感じですね。

この段階で、アクアとMINIコンバーチブルとでは261万7493円の差が発生しています。アクア1台分以上の差ですね。。。

次に燃費です。過去プリウスに乗っていた経験から、トヨタのハイブリッドは乗り方を工夫するとモード燃費の7割は達成できた(例えば初代のMC後モデルはモード燃費29km/lでしたが、22km/l位は出せていました)ので、アクアもモード燃費の7割出るものとして計算します(モード燃費34.4km/lなので、燃費24km/lとします)。一方のMINIコンバーチブルはここまでの実測で15.8km/lなので、燃費はその値とします。

因みに、MINIクーパーコンバーチブルのカタログ記載のモード燃費は16.4km/lなので、カタログ燃費達成率は96%なので、かなり実燃費を反映したカタログ燃費なのではないでしょうか。もっとも、こればっかりは運転スタイルにも依存するので(私はコースティング大好きなので、私が運転するときは常にグリーンモードです)、ワインディングで踏みまくる事が多い様な場合にはもっと悪化するでしょうし、スポーツモードにしてアイドリングストップしない様にしても悪化するとは思います。

さて、年間1万キロ走るとした場合、必要なガソリンの量は
アクア=10000÷24≒417リットル
MINIコンバーチブル=10000÷15.8≒633リットル
ここで費用面で大きく響いてくるのは、アクアがレギュラーガソリン仕様なのに対し、MINIコンバーチブルはハイオクガソリン仕様だということです。gogo.gsさんのデータによると、2019年2月14日現在のガソリン小売価格の全国平均は
レギュラーガソリン:138.6円
ハイオクガソリン:149.8円
ということなので、これをアクアとMINIコンバーチブルの年間使用燃料で計算すると
アクア=417リットル×138.6円=5万7796円
MINIコンバーチブル=633リットル×149.8円=9万4823円
倍とは言わないまでも、年間で約3万7千円の差が出ます。最初の車検までで約11万円の差です。

故障はせず、税関系、保険関係の金額差は考えないというゆるゆるの前提でも、最初の車検までの3年間でアクアを買うのとMINIコンバーチブルを買うのとでは、約270万円の差が発生します。実際にはMINIコンバーチブルにはエコカー減税が無かったり、保険料が高かったりするため、その差は恐らく300万円にはなると思われます。

5人乗りのアクアに比べてMINIコンバーチブルは4人乗り、乗車可能人数が一人少なく、トランクも小さく、高さのあるものも積めず、最小回転半径もMINIコンバーチブルが5.3mに対しアクアは4.8mと小回りも効く。むろん前述の通り燃費もアクアの圧勝、燃料代ではさらにさが拡大と、日用品として考えた時にはMINIコンバーチブルには何一つ勝ち目がありません。清々しいまでの完敗です。

じゃあなんで選んだのかといえば、一言で言って趣味の世界の選択だからです。
「日用品を買ってるんじゃない、ロマンを買ってるんだ」
って感じでしょうか。そこには理性的判断も合理的判断も一切ありません。ただただ感情的判断があるだけです。客観的かつ合理的に見れば、今の生活において3年間で300万円、年間100万円の無駄遣いを正当化する根拠は何もありません。何一つです。
でも、それが趣味ってものじゃないかと、それが遊びってものじゃないかと、無理やり無駄遣いを正当化しています。「無駄遣いをするために頑張って働くからいいんだもーん」って感じです。
屋根が開くから正義。
形がかっこいいから正義。
無駄にドライブに出かけたくなるから正義。
こんな感じです。

本音を言うと、今回冷静に計算してみて割と愕然としました。かなりやってるな、と。。。
この上718ボクスターだというような行動に出たらどうなるのか。。。相当ヤバそうです。冷静にみられた場合、家族の同意なんて絶対に無理そうな予感しかしません。
さてどうなることやら。。。

それでは。

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2019年2月13日水曜日

三崎でマグロ、三浦で産直


この三連休、関東地方が唯一晴れた日曜日に、ぶらりと三崎港まで行ってみました。
目的は三崎港の「うらり」でマグロの柔らか煮を買うことと、三浦縦貫道のインターチェンジ付近にある「すかなごっそ」という産直に行くことでした。
もちろん、海岸線をオープンドライブすることも一大目的です。

東京から三崎港までの道のりですが、三連休の中日ということもあり、ところどころ渋滞していました。まずは首都高の西羽田辺り、そして高速を降りてから三崎港までの下道です。
今回、ミニのナビは最初、三浦縦貫道を行くルートを示していたのですが、三浦縦貫道のインターを出た後の渋滞がすごいことになっていたからか、三浦縦貫道の方へは行かず、佐原インターで降りるルートに途中で変更してきました。
結果として、このルートで行ったからこそ134号線を海沿いにひた走り、三崎港へ向かうという、オープンドライブしがいのあるルートとなりました。

今回、高速道路は当然ながら屋根を閉じて走りました。日曜日は寒かったですからね。
佐原インターで高速を降り、134号線に入る手前でフルオープンに。気温は10度行かない位と低いものの陽は照っていたので、シートヒーター2メモリ、風量4メモリの設定温度24度で快適でした。陽の光の力は凄いです。
なお、この寒い中、三浦の海にはウインドサーフィンをする人達がたくさん居ました。この程度の気温で「寒くてオープンしたくない」なんて、彼等と比べて軟弱極まりないなと思いました。

それなりの渋滞に巻き込まれながら、三崎港に到着しました。
目的はランチとマグロの柔らか煮です。
ランチに伺ったのは魚音さん。後でわかったのですが、このお店は「うらり」の中に水産店を出しており、その店で売っているのがマグロの柔らか煮でした。結果、魚音づくしの三崎港ドライブになったということです。
 

頂いたのは三浦丼です。

妙に冷たい刺身もありましたが、基本的には美味しくいただきました。知覚過敏気味なもので、冷たいのには敏感なんです。。。

「うらり」で目的の柔らか煮を購入後、三崎港を発ち「すかなごっそ」へ向かいました。このお店は三崎港から三浦縦貫道の入り口に向かう途中にあり、三浦方面を訪れる度に寄っています。野菜の品揃えが豊富で、いつ行っても賑わっているお店です。

三浦で作られているダイコンやキャベツなどを購入し、一路帰宅の途へ。「すかなごっそ」を発った時点でまだ14時過ぎだったので、東京までの道は渋滞もなく快適でした。もちろん高速上では屋根は開けませんでした。軟弱者です。

それでは。

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2019年2月11日月曜日

もし車に興味がなかったら、ウチの場合どんな選択になるのだろう?


もし私が全く車に興味のない人間だったとしたら、今の状況でどんな選択をするのだろう。
この問題について考えてみようと思います。

私の生活環境は以下の通りです。
・23区内在住
・会社員
・通勤は電車。乗車時間20分
・2人暮らし
・休日は土日祝日
・車を使うのは主に週末。突発で何かあると平日の夜も
・車の使い道は週末の買い物、ドライブ、旅行
・駐車場は全幅1850mm未満、全高1550mm未満の条件で3.5万円/月、それ以上のサイズが入る駐車場だと5万円/月
こんな感じです。

冷静に考えてしまうと、車を自己所有する合理的理由はない様な気がします。日々の足としては公共交通機関の圧勝ですし、都内だけの近距離移動なら自分の自転車や、各区がやっている自転車シェアリングが便利ですしね。
とはいえ、結論を「車必要なし」にしてしまうのは車好きとしては心苦しいので、あくまで「車を持つ」前提で考えたいと思います。

ウチの場合、まず第一に問題になってくるのが駐車場です。最低でも月に3.5万円はかかるのですが、今売れ筋のハイトワゴン系軽自動車や、ウチのお気に入りであるポルテの様な全高1550mmを超える車は今借りている駐車場では収まらないため、近所で平置きの駐車場や立体駐車場を探さないとなりません。その場合、安くて月額4万円代後半からになってしまいます。駐車場代が月に1~1.5万円も増えてしまうのはキツイです。
従って、買える車というのは全幅1850mm未満、全高1550mm未満の車種ということになってきます。結構選択肢は限られてくる感じです。ハイト系やミニバン系、SUV系はほぼ全滅ですからね。

では、どんな車が候補になり得るでしょうか?
車を日用品と捉えた時の選択基準としては
・Cセグメント以下の、ウチの駐車場に入るサイズ
・車両価格は安ければ安いほど良い
・燃費は良ければ良いほど良い(できればエコカー)
・室内スペースが大きければ大きいほど良い
・安全装備てんこ盛り
・ユーティリティ充実
・静かで乗り心地よし
・壊れない。万が一壊れても全国どこでもすぐに対応してもらえる
といった感じになるかと思います。この条件だと、まず国産しか候補に挙がり得ません。特にディーラー網の充実という観点から見た場合、輸入車は太刀打ちできませんから。

ザックリとサイズ的条件に合う車を挙げてみると、
 ・パッソ
 ・ヴィッツ
 ・アクア
 ・プリウス
 ・C-HR
 ・カローラスポーツ
日産
 ・ノート
 ・マーチ
 ・リーフ
 ・フィット
 ・シビック
 ・シャトル
 ・ジェイド
 ・デミオ
 ・CX-3
 ・アクセラ
 ・インプレッサ
 ・XV
三菱
 ・ミラージュ
 ・アルト
 ・ラパン
 ・スイフト
 ・バレーノ
 ・ブーン
 ・ミライース
 ・トコット
モデルチェンジ間近と思われる車種を除くとこんな感じですかね。
この中から購入費用的にも維持費的にも経済的な選択肢(できればエコカー)となると、軽か安めのハイブリッド、もしくはディーゼルということになるかと思います。その視点で絞ると、残るのは

トヨタ:
 ・ヴィッツ
 ・アクア
日産:
 ・ノート(e-Power)
ホンダ:
 ・フィット
 ・シャトル
マツダ:
 ・デミオ
スズキ:
 ・アルト
 ・ラパン
ダイハツ:
 ・ミライース
 ・トコット
だいぶ絞られてきましたね。
ここで「室内スペースが大きければ大きいほど良い」を適用すると、非ハイト系軽と普通のコンパクトは脱落ということになろうかと思います。
そうなると残るのは、

トヨタ:
 ・アクア
日産:
 ・ノート(e-Power)
ホンダ:
 ・フィット
 ・シャトル
ですかね。これらの車の安全装備を比較すると、どれもすべてサポカーですが、アクアとノートがサポカーSワイドなのに対し、ホンダの2車種はサポカーSベーシック+なので、ここで脱落ということになります。
となると、ここまでの選択で残るのは、

トヨタ:
 ・アクア

日産:
 ・ノート(e-Power)

になりました。なんとこの2車種、自販連の公開している新車販売台数のデータによると、皆様お気付きの通り2018年通年の普通乗用車車種別販売台数ランキングの1位(ノート)と2位(アクア)なんです。
車にあまり興味のない人という前提で、最低要求事項と住環境に合わせて合理的に取捨選択していくと、世間で最も売れている2車種が最終的に生き残るという、当たり前といえば当たり前な、身も蓋もない結果に落ち着いたということになります。
なおこの2車種、車両価格も燃費もがっぷり四つなので、あとは見た目の好みとか値引きとかディーラーの近さとかその時の気分とか、そんな感じの選択になるのだと思います。
因みに、私はノートe-Powerもアクアも運転したことがありますが、両車当たり前ながら不満はありませんでした。

さて、では「もし私が車にあまり興味のない人だったら」という前提で考えた場合にアクアとノートのどちらを選択するか。。。

ウチなら黄色いアクアになると思います。

なぜなら、以前東京トヨペットにプリウスを見にいった時、沢山お土産をいただいたことに奥さんがひどく感心しており(日用品やお菓子の詰め合わせをいただきました。輸入車ディーラーも色々とくれるのですが、くれるのは車好きに向けたようなオシャレグッズが多く、実用的な日用品やお菓子をくれたことが殊の外好印象のようで…いつも「次こそはトヨタにしよう」と言われます。)、それ以来彼女はトヨタ党になっているのでね…

それでは。

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2019年2月8日金曜日

車に興味ある人、無い人 〜どうやって2シーターオープンカー購入を正当化できるのか〜


車に興味のない方はよく言います。「経済的で、広くて、収納が沢山ある車がいい車」と。
車好きはこう言います。「カッコよくて、速くて、よく曲がり、よく止まる車がいい車」と。
世の奥様方の多くが前者の価値観を持つのと同じく、ウチの人も「経済的で、広くて、収納が沢山ある車がいい車」と言います。
旅先で借りるレンタカーはトヨタレンタカーを選ぶことが多いのですが、トヨタのレンタカーに乗るたびに「ここに収納が付いていて便利だ」「屋根が高くて便利だ」「乗り込みやすい」と大絶賛、そして「なぜトヨタの車を買わないのか」という詰問をされます。
同じような目にあっている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

因みに、私はトヨタ嫌いではありません。というより、むしろ好きな方です。実家はずっとトヨタしか買っていませんし、私も初代プリウス、2代目プリウスとプリウスを乗り継いだりしています。モータースポーツでも、国内メーカーが複数エントリーしているレースでは常にトヨタの応援をしていますし、ルマンやWRCなどもポルシェやシトロエンではなく、トヨタを応援しています。ルマンを含むWECやWRCを見るためにJスポーツの視聴契約をするくらいの熱量で。

そんな私ですが、「車は仕事に使わない、車なくても生活に困らない」という暮らしになってからというもの、トヨタ車を買っていません。
何故か、やはり理由は趣味の対象としての、オモチャとしての車を求めているからなのだと思います。

ここ最近選んできた車の選択基準は
1 デザイン
2 オープンかどうか
3 その他特色
という感じでした。もちろん「現実的な価格」前提で。
例えばザビートルは1。チンクとアバルトは1と3、DS3カブリオは2、118dは3という感じ。今のミニコンバーチブルは1と2ですね。

一方で世の「車に興味のない方」の、その典型であるうちの奥様の車の選択基準は
1 経済性
2 利便性
3 安全性
4 安楽性
の様ですから、上記の6車で言うと118dだけが辛うじて2~4を満たす感じです。
逆にアバルトなんかはどれも全く満たさない最悪の選択肢みたいな評価になりまして…
因みに、うちの奥様による上記6車の好感度順は118d→ミニコンバーチブル→ザビートル→DS3→アバルト→チンクで、118dとミニとの間には圧倒的な差があり、DS3から下はどっこいどっこいといった感じとのこと。

一方でレンタカーで乗って彼女が特に気に入っているのはポルテです。次いでルーミー、ノートeパワー、N-box、プリウスといった感じです。中でもポルテのお気に入り度合いは圧倒的です。スライドドアにたくさんの収納、多彩なシートアレンジなのに小さなボディというのがポイントです。実は私もポルテは大変気に入っていまして、2台持ちするならあれは大いにアリだなと思っています。利便性が高くて、運転した感じものんびりしていて、移動手段、輸送手段としては大変なスグレモノだと思っています。最近乗ったヴィッツやノートなんかよりもずっと気に入っています。
逆にレンタカーでお気に召さなかったのはパジェロ、インプレッサ、ヴェゼルでした。傾向として、小さいミニバンのようなタイプがお好みで、「無骨」というワードが似合いそうな車はお気に召さない様子。
パッとみた感じ、やっぱり車に興味のない方は世間でよく売れている車と同じ方向性のものを好んでいるのかな、と思います。言い換えると、日用品としての性能を高めていっている車種を評価しているのかな、と。日用品として車を捉えた場合、そういう方向に振れた車種が売れているのは当然と言えるのかと。
確かに、車に日用品以上の何かを求めなければ、例えばフェラーリ488なんて「良いとこなし」と評価されて然るべきだとも思います。デカイし、高いし、燃費悪いし、2人しか乗れないし、荷物あんまりのらないし、便利な収納も無いし、五月蝿いし、目立つし。ウチも「いつかフェラーリ欲しいなあ」と呟くと、間髪を入れずに「バカじゃないの」と。「そんな金があるなら家にかけろ」と。まあ、大正論だとは思います。そこは理解してますけどね。理解はしますけど、感情は別というのが趣味の世界の厄介なところですね。

車に興味のない人の発想という事では、ミニコンバーチブルを買う時に驚いた事がありました。それは彼女がミニコンバーチブルの価格を見た時のことです。開口一番「何で屋根がない車の方が屋根のある車より高いの?変じゃない?」と。発想として、布で出来た仮設(みたいな)屋根より、鉄製のしっかりした屋根の方が高くて当然、と思ったとのこと。
車好きとしては、同じモデルならセダンよりクーペ、クーペよりオープンの方が高いというのが一般的と理解していますが、興味のない人にとっては「ドアが多い方が高い。屋根が鉄の方が高い」となる様です。確かに、フラットに考えてみるとそう感じても不思議はないなとは思います。
ミニの場合、同じ2枚ドアモデルのクーパーで比較した場合、ホロ屋根のコンバーチブルの方が3ドアより80万程高いので、それはそれはご不満だった様です…

今、私は次の乗り換え先として718ボクスターやマツダロードスターにご執心な訳ですが、現段階ではこんな話絶対にできません。特にボクスターは高いので…高い、2人しか乗れない、小物入れ期待できない、五月蝿い、荷物もそんなに積めない、なんていう「日用品としては完全なダメ車」をどう買うか。この先2年でどう軟着陸させるか、悩みどころです。

今週末は東京も雪の予報。車を使うことは出来なさそうです。スタッドタイヤにしていないのでね。
皆様もお気をつけて。

それでは。

納車まであと一息

こんにちは。 テスラのモデルYをオーダーしてそろそろ1ヶ月が経ちます。 先日、テスラから連絡があり、正式に納車日が確定しました。納車日は2023年2月11日、つまりネットでポチッとオーダーしてから5週間での納車ということになります。 オーダーしてから今日までの間、結構たくさんの書...