2019年2月23日土曜日

718ボクスターを買うと、我が家の家計(と家内安全)はどうなってしまうのだろう?


このあいだ、MINIクーパーコンバーチブルを買うことで、アクアを買う「車趣味ではない私」と比較してどれほど散財しているのかを検証してみました。結果として、その額3年で最低300万円という、サラリーマンとしてはかなり厳しい100万円/年の散財であることが明らかになりました。趣味につぎ込むお金が年間約100万。月にして8万ちょっと。結構な額です。

「車趣味は金がかかる」ことを認識した後でも、車愛は止まりません。というより、事実を認識して尚、何も変化が起きません。。。病気ですね。
病気ついでに、今一番熱をあげている、「狙っている」車であるポルシェ718ボクスターを買った場合、その散財はどれほどスパークするのかを検証してみようと思います。

私が気になって気になって仕方がないのは、718ボクスターの、SでもGTSでもない素のモデルです。2リッター水平対向4気筒エンジンで、出力は300馬力を発生します。私の場合、MINIのクーパーSの192馬力は完全に出力過剰で、クーパーの136馬力ですら少し過剰気味と感じる位ですから、素のボクスターの300馬力は完全に大過剰と言えます。ボクスターSの350馬力なんて絶対に要りません。前車であるアバルト595コンペティツィオーネは180馬力でしたが、その速さは私にとって過剰でしたから。あの車、ものすごくアクセルを踏みたくなる欲求が強い車でしたので、それを抑えるのが大変で。。。欲望に従って踏んでたら、免許何枚あっても足りませんからね。


そんな訳で、欲しいボクスターの仕様はこんな感じです。
 ボディカラー: レーシングイエロー
 内装カラー: アゲートグレー
 幌カラー: ブラック
 オプション:
  ・PDK
  ・電動格納ミラー
  ・マルチファンクションステアリングホイール
  ・シートヒーター
  ・フロアマット
  ・レーシングイエローシートベルト
超節約仕様です。知ってはいましたが、本当に電動格納ミラーがオプションなんですね。
なお、この超節約仕様ですら車両価格が784万9000円になります。


買うとなると税金や諸費用でここから+50万はみなければいけないと思うので、合計はおよそ830万円といったところになるのでしょうか。830万、すごい数字です。とてもじゃありませんが堅気のサラリーマンが趣味にかけていい金額じゃない様に思いますが、そこは今の所無視して進めます。

ボクスターのカタログ燃費は14.1km/lです。実燃費は、ブログ等で大体11km/l位と書いているオーナーさんが多そうなので、その値で計算しようと思います。もちろんハイオクです。前回の記事とハイオクガソリンの値段を合わせると、リッターあたり149.8円になります。
年間10000キロ走行という条件だと、718ボクスターが使用するガソリンは909リットル。計算すると…
ボクスター=909リットル×149.8円=13万6168円
以前計算した通り、アクアとMINIクーパーコンバーチブルの年間ガソリン代は以下の通りになります。
アクア=417リットル×138.6円=5万7796円
MINIコンバーチブル=633リットル×149.8円=9万4823円

さて、718ボクスターを購入した場合、保険や2年目以降の税金関係を考慮しない「購入時の代金と3年間のガソリン代」でどれだけアクアやMINIクーパーコンバーチブルと差が出るかを計算してみます。

718ボクスター: 購入代金830万円、ガソリン代40万8504円の合計870万8504円
アクア: 購入代金233万8157円、ガソリン代17万3388円の合計251万1545円
MINIクーパーコンバーチブル: 495万5650円、ガソリン代28万4469円の合計524万119円
差額は

718ボクスター ー アクア=619万6959円(年間約206万円差)
 

718ボクスター ー MINIクーパーコンバーチブル=346万8385円(年間約115万円差)


対アクアでアクア約2.5台分の差額、これはもう絶望的な浪費と言っていいと思います。世の奥様方が承服しようはずもないほどの差になっています。「趣味だから」と説得しようとしても殴られそうです。
対MINIクーパーコンバーチブルの場合、合計費用は約1.7倍、年間の差額が約115万円と、アクアに対するMINIクーパーコンバーチブルの年間差額約100万とそれほどの差はないという話になろうかと思います。つまり、今のMINIクーパーコンバーチブルから718ボクスターに乗り換える時の経済的インパクトというのは、「車趣味ではない私」が選ぶであろうアクアと今「車趣味の私」が乗っているMINIクーパーコンバーチブルを買った時の経済的インパクトとほぼ同じということになります。
アクア基準で見た場合、その経済的インパクトは2台MINIクーパーコンバーチブルを買うのと変わらない、って事になりますね。つまり、「車に興味ない人」視点で見れば「むちゃくちゃ無駄遣い」って事です。
今ですらだいぶ白眼視されているのに、この上さらに突っ走るとなると、これは相当仕事を頑張ってかなりの昇給を実現しないと、家庭生活が無事では済まない予感がします。

もし少しでも状況を緩和する状況があるとすれば、MINIクーパーコンバーチブルがいい値段で下取って貰えるという場合です。そこに期待しないとどうにもなりません。そういう悲しい試算になりました。。。

それでは。

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