2019年2月2日土曜日

東京の冬、ミニコンバーチブルで首都高を走ってみる


冬の夜道をオープンで走ってみました。
その日、千葉で用事を済ませ、京葉道路を通って東京に帰ることになったのですが、千葉を出たのが夜10時過ぎ、その時の外気温は8度くらいという状況でした。
京葉道路は制限速度60キロの道路なので、以前からオープンのまま走行することはありましたが、冬の、しかも夜にオープンで走ったことはありませんでした。寒い冬の夜にオープンで走行するとどんな風になるのか知りたくて、屋根を開け、サイドウインドウを上げた状態で出先を出発しました。

この時、シートヒーターはMAXの3目盛、エアコンの温度は27度、風量はMAXの1つ手前というぬくぬく仕様にしてスタートしました。冬でも昼間ならちょっと暑いくらいに感じられる温度設定にしてみました。
なお服装ですが、ダウンジャケットを着用しているものの、パンツは普通のジーンズ、手袋なし帽子なしです。

下道を走り出してすぐ、これはやっぱり寒いな、と思いました。風の巻き込みとはそれほど問題ないのですが、暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へという物理の法則は絶対的で、いくら暖房を入れても上から冷気が襲いかかってきます。特に停車するとその傾向は顕著です。走っている間は気流がブロックする部分があるのでしょう、巻き込みが気にならない速度域では停まってるよりはマシ、という感じはありました。

「このまま京葉道路に乗ったら絶対に寒い」という確信がありながらも、ここでやめるのは如何なものかという思いが強く、そのままオープンでの京葉道路突入を強行しました。時刻は夜10時半に近く、交通量も少ない、飛ばそうと思えば飛ばせる状況での京葉道路です。
過去の経験から、MINIコンバーチブルでオープン走行する際最も快適なのは60キロ以下、なんとか我慢できるのは80キロまでと理解しているので、京葉道路の制限速度である60キロを維持して走行することにしました。バンバン抜かれていきますが、風の巻き込みはこの寒空の中では死活問題ですからね。
60キロで走っていると、下道で走っているよりは少し楽に感じました。とにかく停車せず一定速度で走り続けることができるという事が、寒さを少しは緩和できる様です。
温度の感じ方が体の各部でどんな感じかというと、シートヒーターとダウンジャケットのおかげでモモ裏から背中にかけてと、ダウンジャケットが覆っている腹部胸部については寒さは感じません。特に直接熱せられているモモ裏から背中にかけては暑いくらい、ダウンジャケットがシートヒーターの熱を蓄えてくれるためか腹部胸部も快適と言って良い温度です。
風の巻き込みは多くないため、頭部と顔、足先も寒いというほどではありません。
一方で、なぜかももの表側はとても冷える感じがあり、右手は極寒です。左手については暖房の送風を上手い具合に当てることが出来るためなんとか耐えられる感じなのですが、右手についてはうまく当てるポジションが見出せず、また風量も左手側のダクトより少ない様な感じで、寒さを感じ凍えるたびに右手側送風ダクトに右手を近づけて解凍しないと厳しい、といった感じ。
平素なら最も快適と感じる60キロ走行でこれですから、それ以上スピード出そうなんて全く思いません。というより、これ以上スピードなんて出したくないと明確に思える車内環境でした。

走ること20分、首都高の錦糸町ランプで下道に降りました。この時の気持ちは「やっと終わった。。。」です。料金所を過ぎ、一般道と合流するところの信号で停車してすぐ、幌を閉めました。これ以上今日はもうオープンで走行したくない。そう思いました。
幌を閉めると、MINIコンバーチブルの車内は一気に快適なものへと変貌を遂げます。暖房は良く効くようになり、オープン時に設定していた27度風量ほぼMAXの設定では、ダウンジャケットを着て運転などしていられないような温度にすぐさま上昇します。温度設定20度、風量1、シートヒーター1目盛でちょうど良い感じです。
都内の下道を走りながら「屋根があるって良いな」としみじみ思いました。

真冬の夜にオープンで走行するのは短時間にしておいた方がいい、と今回学びました。少なくとも、寒いと思ったらすぐに幌を閉められる環境、つまり下道だけにしておくべきだと。
「夏に高速道路をオープンで走るとヤバい」という去年の夏の学びと合わせると、「夏と冬に高速道路をオープンで走るのはやめた方がいい」ということが、MINIコンバーチブルと約半年過ごして得た教訓です。
巷間言われる通り、オープンカーは春と秋がハイシーズンですね。

それでは。

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