2019年7月16日火曜日

クルマ選びはどれだけ良い妥協点を見出せるかの戦い


多くの人にとって、車選びはどれだけ良い妥協点を見出すかの戦いなのではないかと思います。かく言う私はまさにそれで、自分の趣味趣向と家族の意向、そこに経済的事情とを勘案し、最適な妥協点を見出す作業をしているようなものです。

私の趣味趣向はとても単純です。
「かっこいいオープンカー」という、ものすごくバカみたいなものです。
ですから、他の制約が一切ないなら、選ぶのはフェラーリ488スパイダーになります。


ただ、以前も書いた通り、また一介のサラリーマンには当たり前の話ではありますが、そんなもの買える訳がありません。ただただ宝くじが当たるのを祈るのみです。

では家族の意向はどうでしょう?
ウチの場合、家族の意向としては「最低4人以上乗れて、車両も維持費も安く、室内が広く、煩くなく、乗り心地が快適で、都内で運転するのが億劫になる程に大きくない事」です。要するに家族が求めているのはシエンタでありフリードです。
経済的事情には車両価格と維持費が含まれます。
当然ながら1000万円越えるような車は買えませんし、駐車場代の問題から2台所有もきついです。となると、やはり2シーターを買うのには相当な交渉が必要になってきます。相当な交渉が必要ということは、それだけの困難を乗り越えようと私が決心するほどに心に刺さる車である事が必要になってきます。ここも結構難しい。

ここからが最適な妥協点探しの旅の始まりです。
家族の要望「広い車」のうち、ミニバンタイプの車種に対して、私には「全高1550mmという駐車場の制限のため残念ながら買えない」という強い味方(言い訳)が存在するため、この点については家族の妥協を引き出しやすいです。
家族から一点妥協を引き出したとなると、今度はこちらもある程度妥協しなければ家庭の平和が保たれません。ということで、「4人以上乗れること」は飲むこととします。私としても一番飲みやすい要求なので。
となると次のポイントは「ドアが4枚か2枚か」というところに移ってきます。「便利な車が欲しい人」にとって、ドアは多ければ多いほど良いようです。電動スライドドアとか、ものすごく評判いいです。
一方でかっこいい車が欲しい私は、ドアは少なければ少ないほど良いです。できればガルウイングなんか最高です。でも、便利な車が欲しい人にはこの辺りは「無意味」とバッサリと切り捨てられます。私としても、冷静な判断をするならその意見に同意です。でも、欲しいものは欲しいんだから仕方がない…
そこで登場するのが「オープン」という要素です。オープンカーの場合、屋根を開けてしまうと乗り込みはしやすいし、荷物の出し入れなんかもものすごくしやすい。このセールスポイントを持ち出すことで、ドア枚数の戦いを何とか回避する事ができます。そもそも4枚ドアのオープンカーって今は日本で売ってないですから、トレードオフの関係ということでなんとか妥協を引き出します。

ではこちらは何で妥協するか。ここは「静か」と「快適な乗り心地」の点で妥協しました。私が大好きなフィアット500、家族には「デュアロジックの変速が不快」という事で大変乗り心地の評価が低いです。


私が運転しているときはマニュアルで変速するので大丈夫なのですが、自分で運転する時にマニュアル操作は面倒、さりとてオートだとガクガクして不快、と。ですから、この点を妥協して500Cは候補から消えていきます。MINIコンバーチブル のDCTはフィアットと比べるとオートでもだいぶスムーズでしたが、それでもまだスムーズじゃなくて嫌と言います。残るのはトルコンオートマかCVTの車になります。この点は飲むこととしましょう。


このような妥協の作業を経て、今回C180カブリオレを選びました。
私は、今回の妥協点はものすごく高い位置での妥協点になったと(今のところ)自負しています。
静かで乗り心地が良く、4人乗れてそこそこ荷物も積むことが出来、駐車場にも余裕を持って入り、都内での取り回しもおっくうではない。それでいてオープンカー。
だいぶ理想的な妥協点を見出せました。ということで、今の所家族も満足の様です。特にスムーズで静かなことに。また、これまでの車よりだいぶ大きいにもかかわらず、運転がしやすいことに。とりあえず、家庭の平和は維持されました。

それでは。

2019年7月14日日曜日

C180カブリオレ AppleCarPlayは使えるのか?


C180カブリオレでは(W205後期型Cクラスでは?)AppleのCarPlayが利用できます。私はAppleが大好きなので、CarPlayが使えることも今回のC180カブリオレの楽しみの1つでした。CarPlayの存在はその発表当時から知っていて、なかなか日本で普及しない事にやきもきしていました。特にアバルト595に乗っていた時は液晶画面がセンターコンソールに設置されているのにナビ機能がなく、スマホをナビ代わりに利用していましたから、ヨーロッパバージョンのようにCarPlayに対応してセンターコンソールの液晶ディスプレイを有効活用できればどんなに良いだろうと思っていました。なおその想いが届いたのか?、今売っているフィアット500/アバルト595のセンターディスプレイはCarPlay対応になったようですね。大進化だと思います。また一つフィアット500の隙がなくなりましたね!


CarPlayはUSBケーブルを介して車とiPhoneとを接続することで、車側のディスプレイにiPhoneにインストールされているアプリのうち、CarPlay対応のアプリを車側のインターフェースを通じて利用できるようになる機能です。今の所対応しているのは地図アプリとナビアプリ、音楽や動画のアプリといった感じです。


CommandシステムからCarPlayの呼び出しは結構煩雑です。ホーム画面からコネクトを呼び出し、接続しているiPhoneを選択してCarPlayのホーム画面に移行できます。
ホーム画面はiPhoneのホーム画面に近い感じ。CarPlay対応のアプリが並んで表示されています。なお、今の所私が使っているのはナビソフトとAmazonプライムミュージックくらいです。

使い勝手はどうか。
正直なところ、期待ほど良い印象は受けていません。ナビアプリとしてはGoogleマップ、Apple純正マップ、カーナビタイムを使ってみましたが、Cカブリオレに搭載されているナビと比較して操作系でのアドバンテージは感じられませんでした。唯一、カーナビタイムはカーナビ専用ソフトという事もあって案内機能等純正ナビと比較して劣るところは感じられませんでした。
が、CarPlayのアプリには純正ナビと比べた時に決定的なマイナスポイントがあります。
それは「ヘッドアップディスプレイにナビが表示されないこと」です。


純正ナビの場合、次に曲がる交差点の名前と方向、距離、走行すべきレーンがヘッドアップディスプレイにも表示されます。これが実に便利で、いちいち目線をナビに送る必要がないため、見逃しも少ないですし、何より未知の場所での運転がとても楽になりました。
CarPlayのナビアプリだと、センターのメインディスプレイでは綺麗にナビ表示がなされるのですが、ヘッドアップディスプレイには一切情報が出ません。これは私的には致命的です。
ナビアプリを試してみてどのアプリもヘッドアップディスプレイに案内が表示されないことがわかった時「これならナビは純正ナビの方を使ったほうがいいな」と決めました。

ただ、ナビアプリはナビアプリで利点があって、それは皆様ご推察の通り地図更新の早さです。こればかりは純正ナビには全く勝ち目のないところで、納車後数週間の現段階でも、純正ナビには反映されていない道をいくつか発見しています。例えば、京葉道路と外環道とが交差する京葉ジャンクションがウチのナビの地図にはまだ反映されていませんでした。こういう部分は、常にアップデートされているアプリには太刀打ちできないところですね。メルセデスのナビの地図アップデートがいつ行われるのか分かりませんが、アップデートされたら反映したいところです。

また、操作系においても純正ナビに分があります。例えば地図の拡大縮小だと、純正ナビの場合はセンターコンソールのダイヤルやハンドルの黒いトラックパッドで直感的な操作ができますけど、CarPlay経由のナビアプリの場合、地図画面上の+ーのボタンを選択して押すという方法になるため、操作のし易さという点では比較にならないほどの差があります。そういった部分から言っても、CarPlayを利用したナビは純正ナビに太刀打ちできないかな。少なくとも、私は使おうとは思いません、今のところ。

という事で、今のところCarPlayはAmazonプライム・ミュージックにしか使っていません。ただ、この機能にしてもiPhoneをBluetooth接続して利用することと比較してアドバンテージがあるかと言えば、特にアドバンテージはありません。むしろ、例えば音楽再生中にiPhone側からカメラアプリを立ち上げたりすると音楽再生が中断するので、マイナスポイントがあるとすら言えます。ですから現在では、自分がドライバーの時かつiPhoneの電池が減っているときくらいしかCarPlayは使わなくなってしまいました。何か特別に使いでのあるアプリがあればまた使い始めるかもしれませんが、今の所思いつかないのでね。。。

それでは。

2019年7月12日金曜日

パイナップルの入ったバーガーは好きですか? 〜テディーズビガーバーガ〜


日本で初めてテディーズビガーバーガーに行きました。ハワイでは何度か行ったことがあったのですが、表参道の方にあるのは知っていたものの、そのお店に入ったことがなく、今回初めて横浜で行きました。


見た感じ、ハワイのお店のものと変わりがない様に感じます。今回はテリヤキパイナップルプレミアムバーガーにしました。


以前はパイナップルが入っている食事は嫌いでした。酢豚に入っているパイナップルとかね。
ハワイでテディーズビガーバーガーだったかクアアイナだったかに行った時、南国気分に浮かれて冗談半分で頼んだパイナップル入りバーガーを頼んだのですが、その時に「あれ、美味い」と思って以来、結構好んでパイナップル入りのバーガーを注文しています。今回も美味しくいただきました。
ただまだ酢豚に入っているパイナップルは好きになれません。バーガーには合うのになぜだろうと考えているのですが、その理由は全体の味の傾向と焼きにあるのかなと思っています。バーガーの場合、全体の味付けは甘酸っぱい方向ではありません。でも酢豚は甘酸っぱい。甘酸っぱい酢豚に甘酸っぱいパイナップルは、方向性が同じだけにしつこく感じるのかも。
バーガーのパイナップルは塩辛い方向にパイナップルだけが甘いので、ちょうど良いアクセントに感じます。また、バーガーのパイナップルは焼かれていて若干の香ばしさがあることと、良い感じに水分が抜けていることも理由かも。


酢豚にパイナップルは苦手な人にも、バーガーにパイナップルはお勧めできます。もしまだ経験なければ、騙されたと思って一度お試しあれ。

それでは。

2019年7月9日火曜日

C180カブリオレ 〜オープンカーって恥ずかしくない?〜


先日「オープンカーって良いよ~」という話を知人とした時、その知人から「でもちょっと恥ずかしくない?」と言われました。
その気持ち、よく分かります。私も以前はそう思っていましたから。特に、街中でオープンにする事って、周りから自分の姿が丸見えで小っ恥ずかしいだろうと思ってましたから。


でも、よく考えてみて欲しい。そして今の私はそう言う人と過去の私にこう言いたい。
「でも貴方、街を歩く時は貴方も周囲の人から丸見えですよ」
と。
そしてもう一言言いたい。
「誰も貴方のことなんか大して見てませんって」
と。


私がオープンカーを買ったのは、せっかく行くドライブ旅行で爽やかな天気のいい日に窓を開けるだけじゃもったいないな、と思った事がきっかけです。あまり閉塞感のある空間にいる事が好きじゃないことも手伝って、そもそもドライブの時には空気の汚いところ以外では窓開ける派ですので、その延長として「オープンカーならどんなに旅行が素晴らしいものになるか」と思ってオープンカーに手を出し始めました。


まずはDS3カブリオのハーフオープンとでも言うべきキャンバストップで肩慣らしをし、次はフルオープンのMINIコンバーチブル 、そして今のC180カブリオレと続いています。こうやって乗り継いでみた結果、いま言えるのは「もうオープンカー以外は買わない。少なくとも2台以上所有の体制にならない限り」ということです。それほどオープンカーは良いです。

それはさておき「小っ恥ずかしい問題」です。
フルオープンの車に乗っていて、他人の視線を感じることはあまりありません。他人の視線でいうなら、今までで一番感じたのは黄色いフィアット500でした。あの車、特に子供に絶大な人気で、信号待ちをしている時や渋滞中など、横断歩道を渡る小さい子や並走車に乗る小さい子にがっつり指を刺された上でガン見されましたから。あの経験があるからか、今のC180カブリオレやMINIコンバーチブルで都内を走っていても、あの時と比べたら全く無視されてるに近い感覚です。


MINIコンバーチブルに乗り始めてすぐの頃、行きの都内と高速道路はクローズで、郊外の下道になってからオープンにする感じでドライブしていました。そんなある日、郊外から帰る道すがらもずっとオープンのままで都内まで戻ってきた事がありました。京葉道路だったので制限速度が低いため、オープンでも不快感なく走れたので。MINIコンバーチブル は時速30kmまでは幌の開閉ができるのですが、その日は運良く(悪く?)高速出口の信号で停車する事なく街に出る事ができました。幌を閉めるきっかけを逸して都内をフルオープンで初めて走る羽目になったのですが、その時気づいたんです。「あれ、誰も気にもとめてないじゃん」と。当たり前のことなんですけどね。私だって他人がオープンで走っててもジロジロ見たりしませんから。
それに気づいてから、躊躇なく都内でもオープンにする様になりました。

そう言われれば、子供からは一回指さされて見られたことはありましたね。すごく不思議そうな顔で。
あの子は恐らく「なんであの車には屋根がないの?雨の日は大丈夫なの?濡れちゃうよ?」的な疑問が浮かんだのだと思います。そんな感じの不思議そうな顔で、こちらを指差してお母さんに何か話しかけていました。とりあえず手を振っておきました。
お母さんがそれに気づき、その子に何か伝え、結果、その子は不思議そうな顔のまま手を振り返してくれました。

人から丸見えといっても、実際に見られるのはその程度です。街行く大人は気にもとめません。だから大丈夫です。買いましょう、オープンカー。良いですよ。おススメです。ドライブの爽快さと楽しさを考えると、クローズボディの車からオープンカーにすることのコスパはとても高いですよ!
もし仮に、実際に買ってみて視線が気になったとしても、そんなの3日で慣れます。人間、恐ろしいほど慣れます。だから大丈夫です!

それでは。

2019年7月8日月曜日

C180カブリオレ ウインドディフレクター越しでも結構見える

C180カブリオレでエアキャップを作動させると、リアシート後方にウインドディフレクターが立ち上がります。


このディフレクター、ガラス製ではないので後方視界が気になる所ですが、実際のところはこんな感じ。


結構良く見えます。
本来だったらクリアなガラスかポリカが良いかとは思うんですが、とりあえず実用上の問題はないので、エアキャップ付きの車両を買っても不都合はないと思います。

ここのところ雨ばかりで全く幌を開けられません。ストレスです。

それでは。

2019年7月7日日曜日

2019年上半期の自動車販売台数から

自販連のHPで暦年上半期の車種別販売台数ランキングが発表されましたね。
自販連のデータに車型タイプとハイブリッドの有無とを追記してみました。

1~6月
順位
ブランド通称名
ブランド名
台数
タイプ
ハイブリッド
前年比
1
プリウス
トヨタ
70,277
ハッチ
109.8
2
ノート
日産
68,543
ハッチ
93.4
3
アクア
トヨタ
60,349
ハッチ
91.2
4
セレナ
日産
53,662
ミニバン
95.7
5
シエンタ
トヨタ
50,926
ミニバン
112.1
6
カローラ
トヨタ
47,836
ハッチ
120.8
7
ヴォクシー
トヨタ
47,834
ミニバン
100.3
8
フリード
ホンダ
45,548
ミニバン
103.6
9
ルーミー
トヨタ
45,544
ハッチ

101.4
10
ヴィッツ
トヨタ
45,279
ハッチ
106.5
11
フィット
ホンダ
45,089
ハッチ
94.0
12
タンク
トヨタ
37,232
ハッチ

98.0
13
アルファード
トヨタ
35,265
ミニバン
128.7
14
ヴェゼル
ホンダ
33,445
SUV
102.2
15
C-HR
トヨタ
32,221
SUV
78.6
16
ステップワゴン
ホンダ
29,295
ミニバン
93.2
17
ノア
トヨタ
29,155
ミニバン
98.1
18
ソリオ
スズキ
24,771
ミニバン
106.4
19
インプレッサ
SUBARU
24,448
ハッチ

80.0
20
パッソ
トヨタ
23,209
ハッチ

93.5
21
エクストレイル
日産
22,603
SUV
76.6
22
エスクァイア
トヨタ
22,284
ミニバン
106.2
23
クラウン
トヨタ
21,853
セダン
177.0
24
ハリアー
トヨタ
20,772
SUV
87.0
25
ヴェルファイア
トヨタ
20,762
SUV
91.5
26
デミオ
マツダ
20,507
ハッチ

76.0
27
CX-5
マツダ
20,201
SUV

103.1
28
スイフト
スズキ
19,006
ハッチ
95.3
29
RAV4
トヨタ
17,775
SUV

30
フォレスター
SUBARU
17,639
SUV

206.1
31
ランドクルーザーW
トヨタ
15,960
SUV

94.3
32
トール
ダイハツ
15,707
ハッチ

132.0
33
CX-8
マツダ
14,790
SUV

80.1
34
シャトル
ホンダ
13,892
ワゴン
85.4
35
クロスビー
スズキ
13,852
SUV
77.3
36
デリカD5
三菱
11,924
ミニバン

164.9
37
カムリ
トヨタ
11,723
セダン
97.2
38
リーフ
日産
10,541
ハッチ
EV
72.3
39
CR-V
ホンダ
9,590
SUV

40
オデッセイ
ホンダ
7,887
ミニバン
85.6
41
UX250H
レクサス
7,236
SUV
(18-11)
42
ES300H
レクサス
6,820
セダン
(18-10)
43
シビック
ホンダ
6,743
ハッチ

65.3
44
CX-3
マツダ
6,699
SUV

76.7
45
ジムニーワゴン
スズキ
6,473
SUV

1,457.9
46
レヴォーグ
SUBARU
6,285
ワゴン

68.8
47
マーチ
日産
5,884
ハッチ

82.3
48
インサイト
ホンダ
5,867
セダン

49
アクセラ
マツダ
5,673
ハッチ

53.4
50
ブーン
ダイハツ
5,262
ハッチ

145.7

今年の上半期に最も売れたのはプリウスの70277台、約2000台差という僅差でノートが続くという結果だった様です。ただ、ノア/ヴォクシー/ヴェルファイアの3兄弟で97751台、ルーミー/タンクの兄弟で82776台ですから、実質的にはノア3兄弟が1位、ルーミータンク兄弟が2位って事なんでしょうね。ルーミータンク兄弟にはメーカー違いでトールとジャスティが居るので、トールの15707台を合わせるとノア3兄弟とほぼ同数。販売台数の分からない(50位以内にいない)ジャスティも合わせると実質1位なんですかね?

上位を見てみると、ハッチバックの車が多いことに気づきます。巷間言われているセダン離れは販売台数からも顕著にわかる様ですね。セダンがメインの車種で最初に登場するのは23位のクラウンですから、いわゆる高級セダン以外ではセダン需要は旺盛ではなさそうです。

世界的ブームと言われるSUVについて、販売台数から見る限りでは国内市場での盛り上がりはイマイチといったところでしょうか。14位のヴェゼル、15位のC–HRが最上位です。ただ基本的にはビジネス需要が大きくないであろうSUVということを考えるとこの2車がプリウスの4割程度の台数販売しているという事実は「SUV盛り上がってる」という見方もできるかとは思います。上位3台のプリウス、ノート、アクアは法人需要も多そうなので除外すると、セレナやシエンタの位置くらいまでSUVのいずれかの車種が来てるとSUVの隆盛を販売台数からも言えるのかと思うので、半年であと約2万台の販売増があればって所なんでしょう。

販売台数ランキングから車型という切り口で見えてくるのは「ミニバン強し」という事ですね。中型ミニバンであるノア3兄弟、小型のシエンタやフリード、そして大型のアルファードと、様々な価格、サイズでミニバンは満遍なく売れています。実際乗せてもらうなら良いですもんね、ミニバン。アルファードのタクシーを使うことはよくありますけど、メルセデスのSクラスが配車されてくる時よりアルファードが配車されてきたときの方が嬉しいですし。何より天地方向に広くて圧迫感がなくルーミー。これだけで乗せてもらう側にいるときには圧倒的なアドバンテージですから。迎車タイプでないタクシーを使うときも、小型サイズのミニバンであるシエンタベースのジャパンタクシーを狙って手を挙げますし。セダンタイプと同じ料金であることが不合理と思えるくらい車内快適ですから。ミニバン人気は乗せてもらう側の意見を重視すれば当然の結果だと思います。

そしてランキング全体を通して言えるのは「日本市場で戦うにはハイブリッド必須」ということなのではないでしょうか。上位50車種中、ハイブリッドのグレードを持つものが31車種、1車種が電気自動車という結果でした。特にトップ10ではルーミー以外の9車種が、トップ20でもルーミー、タンク、インプレッサ、パッソ以外の16車種がハイブリッドを持ちます。今やハイブリッドは売れ筋モデルにとって当たり前の要素で、逆にハイブリッドを持たないと極めて厳しいであろうことが推測されます。
同じ環境技術でもクリーンディーゼルは人気がない様です。ディーゼルをラインアップするモデルは26位のデミオまで出てきません。その次が27位のCX-5。ディーゼルは車両価格がガソリン車に比べると高くなる傾向があるためかとも思いますが、同じく車両高くが高くなるハイブリッドが売れていることからすると、それは大きな理由ではなさそうです。

先ほど「乗せてもらう分にはミニバン最高」と書きました。このハイブリッド人気も同じ理由があるのではないかと思います。ハイブリッド車、燃費が良いことはもちろんのこと、電気で走ってる時には静かでスムーズですからね。乗せてもらう分にはハイブリッドのミニバンが最高です。静かでルーミーで乗り心地が良い。乗せてもらうならこれ以上望むことはありません。

ということで、日本市場で人気があるのはハイブリッドのハッチバックもしくはミニバン、ということになる様です。なぜそれが人気かと言えば、扱いやすくて使い勝手が良く、経済的で一緒に乗る家族にも好評だから、ではないでしょうか。実用品として考えた時、至極まっとうな結果が出ているのだと思います。私の様な車好きからすれば「速い」とか「かっこいい」とか「運転して楽しい」とかが選択基準になりますが、そんなことを考えているのはごく少数の変わり者で、世の大多数はそうではないということが示されているのだと思います。車はおもちゃでも趣味の対象でもなく実用品。車をおもちゃや趣味の対象の様に考えている人は圧倒的少数派の時代だということなのでしょう。
こうなるとパーソナルモビリティの選択肢が車を持つことだけではなくなる時代になった時、車を持つという選択を取らなくなる人は増えるでしょう。自動車メーカー各社がそのことを見越し、危機感を持ち、対策を始めた理由はそこにあります。その戦略は
①次の時代の人と自動車関係性のあり方を定義すること
②自動車好きを増やすこと
この二つを両輪としていると思われます。①は所有に変わる手段の提供、②はコアな趣味者相手に嗜好品としても堅実に商売できる環境を維持し続けること、ですね。
最近、各社スポーツカーや高級車に力を入れてきている様に見えます。これは②の戦略なんだろうなと思って眺めています。
これは車好きとして嬉しい時代になるかもしれない。そう思っています。

それでは。

納車まであと一息

こんにちは。 テスラのモデルYをオーダーしてそろそろ1ヶ月が経ちます。 先日、テスラから連絡があり、正式に納車日が確定しました。納車日は2023年2月11日、つまりネットでポチッとオーダーしてから5週間での納車ということになります。 オーダーしてから今日までの間、結構たくさんの書...