2020年11月7日土曜日

マツダロードスター 初遠出として軽井沢へ

 納車されて一週間後に、初遠出として軽井沢に行ってきました。目的はロードスターの慣らしと運転者のロードスターへの慣らしと、紅葉狩りです。

関越から上信越道を通り軽井沢へ向かったのですが、やはり高速でのロードノイズは大きいですね。路面が良ければ静かなんですが、関越も上信越道も路面が良いところは少ないので、四六時中ロードノイズでうるさい感じです。助手席との会話は多少声のボリュームを上げれば何とかなる程度ですけどね。途中からオープンにして高速を走りましたが、制限速度程度であれば体感的にはオープンにしている方が耳障りの悪い音が聞こえてこない分、若干快適に感じました。もちろん、絶対的な総音量はオープンの方が大きく、助手席との会話はかなり気合入れないとできないんですけどね。でも、音による不快感はオープンの方がまだましに感じました。

音以外、高速を走ることに関して苦痛はありません。強いて挙げればC180カブリオレで愛用していたACCがないことの負担が挙げられますが、ロードスターの運転のし易さはまあなくても何とかなるかなと思わせるだけのものがあります。軽井沢程度の距離であれば疲労度も問題なしです。

感銘を受けたのはシートの出来です。これについては私の体型にはC180カブリオレを上回っていると思います。フィット感が強く、それでいて初期のあたりが柔らかいと同時に、奥の方ではコシもある。私にはとても快適に座れるシートです。このシートの出来によって、乗り心地がだいぶ改善されている様に感じました。

軽井沢に入ってからはロードスターの楽しさ大爆発です。今回は宿を北軽井沢に取ったので、高速を降りた後に軽井沢を抜け、国道146号線を通って北軽井沢に向かいます。この国道146号線は今回の旅の間に何往復もする事になるのですが、この道がとても楽しい!上りも下りもあり、ロングコーナーからタイトコーナーまで、様々なコーナーが連続します。この道を2速あるいは3速で走り抜けるのが何と楽しいことか!脚は噂通りガチガチに固めたものではないので、ブレーキでノーズダイブはしますし、加速時に前が浮き上がる挙動もあります。もちろんコーナリング中には結構な深さにロールしますしね。この挙動を意図的に作り出しながら曲がっていくのが本当に楽しいです。さすがスポーツカーって感じですね。これまで所有してきたどの車とも違う、本当に素直で分かりやすく、操作と結果が直結した挙動を示す車。「ああ、スポーツカーってこういうもんなんだな」としみじみ感じました。

この国道146号線を夜走った時、ALHの恩恵をガッツリ受けました。国道146号線はかなり暗い道で、かつ若干ガスってもいたのですが、暗く見通しの悪い道は当然ハイビームで走りたい。でもいつ対向車が来るか分からないのでオートハイビームないと結構ストレスになるところなんですけど、ロードスターのALHは対向車を幻惑してしまう部分のみロービーム化し、それ以外のエリアはハイビームを維持してくれるので、国道146号線の様な道では大変重宝しました。なるほど、この装備はあったほうがいい、今後買う車にも絶対につけたいと思わせる経験でした。
スポーツカーってこんなに楽しいものだったんですね。快適性や居住性なんかを割り切って走行性能に偏重した車造りをするとこんなにも走行感が変わるのかと、改めて感じさせられました。結果の良いも悪いもまさに意のまま。自分がミスった操作をすればその通りギクシャクとした走行になりますし、逆に綺麗な運転ができれば車は驚くほどスムーズに、軽快に走る。操作と結果が直結するこの感じ、本当に楽しいです。

軽井沢までの往復と軽井沢内での走行で700km程度走りましたが、実に楽しい経験でした。この車は高速を走るよりカントリーロードの様なところを走るほうが大分楽しい。その事を自ら確認できたことも貴重な経験になりました。今後、関東圏内のカントリーロードを巡ってみようと思っています。

それでは。

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