前回、「チャージモードを積極的に活用すると、エコプロモード固定と比べてどの程度燃費が増減するか?」の検証を行いました。結果としてはチャージモードの積極活用も悪くないんじゃないかということが示唆された感じだったので、今回も引き続きチャージモードの積極活用を継続してみました。
距離 (km) | 給油量 (L) | 燃費 (km/l) | |
チャージモード利用 | 3899 | 266.04 | 14.65 |
最高燃費区間 | 524 | 33.71 | 15.54 |
最低燃費区間 | 423 | 31.87 | 13.27 |
エコプロのみ① | 573 | 36.96 | 15.48 |
エコプロのみ② | 494 | 36.51 | 13.54 |
エコプロのみ総合 | 1067 | 73.47 | 14.52 |
チャージモード活用① | 474 | 33.5 | 14.14 |
チャージモード活用② | 553.2 | 35.12 | 15.75 |
チャージモード総合 | 1027.2 | 68.62 | 14.97 |
今回の走行パターンには郊外の高速走行(片道100km程度)が含まれるのが前回との走行パターンとの違いとしてあるのですが、そのパターンでの燃費としてみてみると今回15.75km/lと、結構いい燃費が出ました。
走行時にしていたことというのは「定常走行が見込める場合は積極的にチャージモードに入れていく」です。今回は高速を使う機会があったので、その際には
- 定常走行時は基本的にチャージモード
- 渋滞時はエレクトリックモード
- 往路残り高速距離+高速を降りてから復路高速に乗るまでの距離をエレクトリックモード走れる目処が立つだけの充電ができたら、その時点でエレクトリックモードに切り替え
です。「積極的に電気で走る」を意識したチャージモード活用を目指しました。
結果として、かなりいい燃費が出ました。春になって暖房の使用量が減ったこと、高速が含まれたことが影響している部分も多いかとは思いますが、エコプロのみで街中メインだった時よりも良い燃費が出ました。
次に、これまで2回ずつやったエコプロのみ、チャージモード活用の総合燃費を見てみました。
結果、両パターンともおよそ1000km走行し、エコプロのみでは14.52km/l、チャージモード積極活用では14.97km/lになりました。その差約3%なので、差として大きいとは言えませんが(誤差の範囲?)、それでも積極的なチャージモード活用に光が見えてきた感じです。
もう一つ見えてきているのは、330eはかなり航続距離が短いってことです。上の表を見てもわかるとおり、大体走行距離500km前後で給油することになります。330eは車両計算上の航続可能距離が90kmになると給油を促す警告が出るのですが、大体450kmも走れば給油を促されることになります(結構しつこく)。これ、結構ワンタンク走行可能距離短いなというふうに感じてしまいます。できればタンク容量を3シリーズの他のモデルと同じにしてもらえていれば、この悩みはなかったのかなと(スペース的に無理なんでしょうけど)。
ただ、330eに乗って電動走行の良さを再確認したことから、次の車は電気自動車にしようと思っている私からすると、電気自動車の走行距離はこれより短い可能性が高いので、電気自動車運用への「人間の慣らし」にはなってるかなという気もしています。まあ、電気自動車を運用する場合は自宅充電が前提になると思うので、毎回フルタンクからの走行開始という形にはなるとすると、400km近くを一気走行するパターンの時だけの悩みになるかもしれませんが。
それでは。
0 件のコメント:
コメントを投稿