2021年12月1日水曜日

330eの燃費について〜分かってはいたことですよ、ええ〜

330eを購入してから約半年が経過しました。

この間の走行距離は4549km。月平均800km弱なので、週末ドライバーとしてはそこそこ走った方ではないでしょうか。

ここまでの全体的な感想としては「しっかりしたいい車」ということになるでしょうか。

ボディのガッチリ感はさすがですし、当然ながら走行安定性はバッチリです。

また静粛性に関しても非常に高く、当たり前ですがEV走行時の無音感は素晴らしいものがあります。ただ、その分ロードノイズは気になってはきますけど、それでも絶対的な音量としてはこれまで乗ってきたどの車より静かです。

これだけEV走行時が静かだとエンジンかかった時のギャップが厳しいかなと思ったのですが、この車、エンジンかかったとてかなり静かな方だと思います。イメージとしては、遠くでエンジンがかかってるくらいの聞こえ感になります。例えば高速走行中に電気無くなってEV走行からエンジン走行に切り替わったとして、その時にすぐ気づくかといえばなかなか難しいといえば音量感はイメージできますかね?

また仮に電池残量がEV走行不可のレベルに下がりエンジンが動き出したとしても、信号待ち等の際にはアイドリングストップしますし、発進時はEV走行なので、アイドリングストップから復帰の際の振動や音を感じることはありません。先代118dに乗っていた時はこのアイドリングストップ復帰時の音と振動が嫌でオフにしてたりしたこともあるので、ここが気にならないのはPHVのメリットじゃないかなと思います。



さて気になる燃費ですが、私の場合はマンション住まいなので自宅充電はできない使い方です。つまり基本のエネルギーソースはガソリンで、出先の駐車場に充電器があればそれを利用するという様な形の運用になります。

走行時に発電してチャージすることも結構利用していて、特に高速で長距離を走る場合にはチャージモードを利用しています。このチャージモード、東京から筑波まで常磐道を制限速度で走行すると電池残量0%から90%近くまで行くイメージで充電可能です。これが燃費的にいいのか悪いのかよくわからないというのが実際のところなのですが、ただ高速走行後にEV走行で市街地を走れるのはとても快適なので重宝しています。

で、肝心の燃費なのですが前回給油時点で走行距離4315km、最初の850kmまでデータ記録していなかったのですがそれ以降の給油量は236.05Lで、総合燃費は14.68km/lになりました!

カタログ上のWLTCハイブリッドモード燃費が13.5km/lなので、それは上回った感じです。この間まとまった外部充電はそれほどないので(大体1時間以内の充電です)、外部充電が大きく寄与したということはないかと思います。ですので、燃費的にはそれほど悪くないかなという印象です。



因みに同じエンジン(と思われる)320iのカタログ上のWLTC燃費は13.8km/lなので(そもそもPHVより普通のエンジン車の方が燃費がいいんですね。。。)、一応そこも上回ってはいます。ただ、プリウスを乗っていたことのある身からすれば燃費的な意味でのPHVによるアドバンテージはほとんどないといっていいのかなと思っています。重量増による燃費悪化とPHV化による燃費向上がちょうど相殺されている様なイメージです。


ということで、これまでのところの結論としては燃費を期待してマンション民が330eを買うことは合理的ではない、というものになります。

ただ、もし家に外部充電環境がある方であれば状況は違うのかもとも思います。満充電からであればEV走行だけで40kmくらいは行ける感じなので、もし自宅で充電できるなら総合燃費は相当伸びるはずです。

それよりも、330eについては燃費部分より走行性能部分でPHV化によるメリットがあると感じています。まず静かなこと、スムーズなこと、アクセルレスポンスが良いこと、そしてパワフルなことです。つまり燃費面ではメリットを感じないものの、走行性能の面でPHV化のメリットがとても感じられるというのがここまでの感想。結論としてはとても満足しています。

燃費重視の方でなければお勧めできる車だと思っています。


それでは。

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